【この記事の作成・監修】
大阪市立総合医療センター小児青年てんかん診療センターの専門医の先生方

質問者

生後2ヶ月でてんかんを発症し、最初は毎日10回程度あった発作が2ヶ月の入院によるお薬の調整を経て週に数回まで減らすことができました。
ただ、難治てんかんとの診断です。
現在生後7ヶ月ですが、難治てんかんと診断された場合、将来的に完治、もしくは薬で発作を数年単位で抑えることは難しいでしょうか?

新しいお薬が開発されるまで待つ等だと遠すぎるので、これから3~4年の間位で回答いただけると嬉しいです。

てんかん専門医

「難治性てんかん」とは、てんかん治療に習熟した医師が適切な抗てんかん発作薬を選択・調整しても、発作を十分に抑えることが難しいてんかんのことをいいます。
乳児では、発作が頻回で発達への影響が心配されるため、比較的早い時期から難治性と判断されることもあります。

難治性てんかんと診断されたからといって、将来にわたって発作が全く抑えられないと決まったわけではありません。
お薬の変更や追加によって発作がさらに減ることもありますし、お子さんによっては長期間発作が抑えられることもあります。

一方で、お薬だけでは十分な効果が得られない場合もあるため、その際には、原因に応じて食事療法やてんかん外科治療など、お薬以外の治療法を含めて検討することがあります。

発作をできるだけ減らし、お子さんの発達や生活の質を守ることを目標に、その時々で最も適した治療を選びながら、根気強く治療を続けていくことが重要です。

【関連】お薬について姉妹サイトの「はじめてのてんかん」で詳しく解説しています。 

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