てんかんの治療は、一般的には薬(抗てんかん発作薬)による治療からはじめます。問診、診察、検査結果からてんかんの診断と分類を行った後、一番効果があり、副作用が少ない内服薬を選びます(基礎疾患、年齢などを考慮します)。
その効果と副作用を説明し、同意を得られたら治療開始となります。開始後は、定期的に診察を行い、効果をみて増量しますので、日頃の発作の様子(回数や長さも)をしっかり記録しておいてください(発作記録アプリや連絡手帳を利用ください)。
内服薬は、発作の抑制が困難な場合、2~3種類を組みあわせて行うこともあります。

2〜3種類以上の適切な抗てんかん発作薬を使用しても発作が1年以上抑制されない場合は、てんかん外科(手術)や食事療法を検討することもあります。
詳しくは、てんかんになってから1~2年以上経過した方向けのサイト「てんかんアドバンスド」のサイトで解説しています。(専門的な内容が含まれます)
▶てんかん外科(てんかんアドバンスド)
▶てんかん食事療法(てんかんアドバンスド)
「てんかんの治療」に関するQ&A
不随意運動と発作は関係ある?不随意運動を減らす治療は効果的?
不随意運動から始まり、明らかなてんかん発作に至るのですね。詳細にビデオ画像や長時間ビデオ脳波などで確かめたいところですね。これらの症状が…
寝入りばなのてんかんは、15分発作がなければ安心していい?
小児期にみられるてんかんの中には、入眠期(寝てまもなく)に発作が多く見られることがあります。「夜中、自分(保護者)が寝ている間に発作が出ていたら…
良性乳児けいれんは、薬の調整以外に治療法はあるか?
てんかんの治療は一般的に、抗てんかん発作薬の服用により、発作の頻度や強度を下げて、できれば完全におさまることを目指します。発作が抑制された場合には…
前頭葉てんかんでイーケプラ増量後に発作増加と食欲減退、このままで大丈夫?
学童期に前頭葉てんかんを発症され、内服を始められたとのことですね。 内服開始後発作が増加すると、抗てんかん発作薬によって発作が増えてしまったのか…
ラモトリギン服用中に蕁麻疹が出た場合、副作用の可能性は?
抗てんかん発作薬の副作用で薬に対する特異体質による反応として、皮疹は比較的頻度が多くみられる副作用です。薬により出現頻度に差はありますが…