てんかんの治療は、一般的には薬(抗てんかん発作薬)による治療からはじめます。問診、診察、検査結果からてんかんの診断と分類を行った後、一番効果があり、副作用が少ない内服薬を選びます(基礎疾患、年齢などを考慮します)。
その効果と副作用を説明し、同意を得られたら治療開始となります。開始後は、定期的に診察を行い、効果をみて増量しますので、日頃の発作の様子(回数や長さも)をしっかり記録しておいてください(発作記録アプリや連絡手帳を利用ください)。
▶参考:発作時の記録方法と診察で役立つ動画の撮り方
内服薬は、発作の抑制が困難な場合、2~3種類を組みあわせて行うこともあります。
2〜3種類以上の適切な抗てんかん発作薬を使用しても発作が1年以上抑制されない場合は、てんかん外科(手術)や食事療法を検討することもあります。
詳しくは、てんかんになってから1~2年以上経過した方向けのサイト「てんかんアドバンスド」のサイトで解説しています。(専門的な内容が含まれます)
▶てんかん外科(てんかんアドバンスド)
▶てんかん食事療法(てんかんアドバンスド)
「てんかんの治療」に関するQ&A
2006年から毎年のように新しい抗てんかん発作薬(新規抗てんかん発作薬)が発売されました。それまでは、1つの薬が認可されるま…
毎日忘れず服薬している限り、内服時間が多少前後しても大事に至らないことが多いと考えます。ただし、毎日忘れずに飲むために…
基本的に飲んではいけない薬はありません。
一部の抗生剤で内服中の抗てんかん薬の血中濃度が増減する(※)ことがあるので…
前頭葉てんかんと診断されているのですね。てんかんは大きく、全般てんかんと焦点(部分)てんかん2つに分かれますので、後者に…
夜間の前頭葉てんかん、睡眠中の発作は日中の眠気や日常生活に影響するため心配ですね。一般的に60-70%の発作は抗てんかん発…
てんかんの内服治療では、基本的には副作用に配慮して、維持量よりも少ない量から開始し、段階的に増量していきます。増量の幅…
てんかん治療の終結については一定の指針があります。「治癒した」と断定することはなかなか難しいですが、てんかんのあ…
不随意運動から始まり、明らかなてんかん発作に至るのですね。詳細にビデオ画像や長時間ビデオ脳波などで確かめたいところですね。これらの症状が…
小児期にみられるてんかんの中には、入眠期(寝てまもなく)に発作が多く見られることがあります。「夜中、自分(保護者)が寝ている間に発作が出ていたら…
てんかんの治療は一般的に、抗てんかん発作薬の服用により、発作の頻度や強度を下げて、できれば完全におさまることを目指します。発作が抑制された場合には…
てんかん診療ガイドラインでも2回目の発作があってから治療を開始することが推奨されており、また2回目発作後から治療を開始し…
学童期に前頭葉てんかんを発症され、内服を始められたとのことですね。 内服開始後発作が増加すると、抗てんかん発作薬によって発作が増えてしまったのか…
てんかんの食事療法の一つに「ケトン食療法」という方法があります。てんかんの治療のひとつで、糖質制限の食事療法を行いま…
てんかんの薬を2倍量飲んでしまった場合、副作用が強く出る可能性があります。副作用の種類は飲んでいる薬によって異なりますし…
抗てんかん発作薬の副作用で薬に対する特異体質による反応として、皮疹は比較的頻度が多くみられる副作用です。薬により出現頻度に差はありますが…
内服開始後発作症状が変化し回数も増えたということですね。内服開始後に発作が増加したり、発作症状が変化すると...
最近日本で承認された抗てんかん発作薬としてはブリバラセタム(ブリィビアクト®)、フェンフルラミン(フィンテプラ®)があ…
開始後2日後の発疹ですね。通常薬による発疹は全身に出現することが多いですがわかりにくい場合もあります。目や唇が腫れる場…
初めての入院大変心配ですね。今は点滴で、経口のお薬に変えていき退院と説明されているということですね。点滴のお…
1日2回飲まれるお薬であれば1日分をまとめて飲んでしまった形、1日1回であれば2日分をまとめて飲んでしまった形ですね。一般…
ダイアップ坐薬は、15~30分で発作の再発予防効果が出現し、8時間程度持続するとされています。一方、連用し続けると効果が薄…
抗てんかん薬の種類や飲み合わせ、または薬と発作の相性によっては、薬を増やしたことで発作がかえって悪化することがあります…
薬を多く飲んでしまった時は、原則主治医に連絡してください。眠気・ふらつき・意識レベルの低下などの副作用が出る場合があり…
イーケプラだけでなく、ほとんどの抗てんかん発作薬には、眠気の副作用があります。眠気の副作用は容量依存性であり、薬の開始…
ダイアップは使用後15~30分かけてじわじわと効いてくるお薬です。約5%に眠気やふらつきの副作用がみられますが、呼吸抑制な…