【この記事の作成・監修】
大阪市立総合医療センター小児青年てんかん診療センターの専門医の先生方

質問者

風邪薬(ベンザブロック)を服用する際ですが、例えばてんかん薬を午後7時頃に服用し、風邪薬を午後11時頃に服用すると4時間空きますが、それでも血中濃度への影響は出るのでしょうか?

全般発作については約4年間発生していませんが、部分発作が約3年前に発生しています。なお、全般発作も部分発作も風邪薬が原因ではありません。

てんかん専門医

てんかんのタイプによっては、風邪薬に含まれる抗ヒスタミン薬により、てんかん発作が起こりやすくなることがあります。
また、咳止め成分であるデキストロメトルファンは、一部の抗てんかん発作薬の血中濃度に作用したり、副作用を増強する可能性があることが知られています。

例えばデキストロメトルファンについてお話しますと、内服してから血中濃度が一番高くなるのに2時間かかり、血中濃度が半分になるのに3-4時間かかることが知られています。
つまり、4時間たっても薬の一部は体内に残っているため、抗てんかん発作薬の血中濃度に対してある程度の影響はあるということになります。

薬の飲み合わせについて気になるときは、かかりつけ薬局の薬剤師さんに相談することができます。
薬の飲ませ方の工夫など、お薬に関するお困り事についても、気軽に相談してみて下さい。

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