
てんかんの治療はどのようなことをするのですか?

てんかんの治療は、一般的には薬(抗てんかん発作薬)による治療からはじめます。問診、診察、検査結果からてんかんの診断と分類を行った後、一番効果があり、副作用が少ない内服薬を選びます(基礎疾患、年齢などを考慮します)。
その効果と副作用を説明し、同意を得られたら治療開始となります。開始後は、定期的に診察を行い、効果をみて増量しますので、日頃の発作の様子(回数や長さも)をしっかり記録しておいてください(発作記録アプリや連絡手帳を利用ください)。
内服薬は、発作の抑制が困難な場合、2~3種類を組みあわせて行うこともあります。

2〜3種類以上の適切な抗てんかん発作薬を使用しても発作が1年以上抑制されない場合は、てんかん外科(手術)や食事療法を検討することもあります。
詳しくは、てんかんになってから1~2年以上経過した方向けのサイト「てんかんアドバンスド」のサイトで解説しています。(専門的な内容が含まれます)