脳梁離断術は、以下に該当するような場合に実施します。左右のどちらかの脳にてんかん焦点があるか特定できない難治てんかん...
脳梁離断術は大脳の左右の連絡の役割を果たす脳梁を離断(切り離す)ことで、てんかん波の広がりを抑える手術です。
倒れる発作が主体のてんかんでは80-90%で有効と言われています。てんかん性スパズム、強直発作などの発作症状が軽減し...
■入院期間手術前日もしくは2日前に入院し、経過が良ければ手術後7〜10日で退院できます。
以下の点を留意しておく必要があります
発作の源(てんかん焦点)をとるわけではない(緩和的治療の一つ)...
脳梁離断術を受けることによる合併症の可能性は、神経学的後遺症(活気、食欲の低下、歩行不安定、半分の空間が意識にあがらない(半側空間無視、通常は一過性)...