このページではてんかんに関するよくある誤解についてご紹介します。「予防接種」に関する誤解(てんかんと診断されれば予防接種ができない)...
てんかん治療の終結については一定の指針があります。しかし「治癒した」と断定することはなかなか難しいですが、てんかんのある患者さんの多くで治療を必要としない状態となります。
基本的に飲んではいけない薬はありません。
一部の抗生剤で内服中の抗てんかん発作薬の血中濃度が増減する(※)ことがあるので、かかりつけ医や主治医に相談しましょう。
思春期になるとホルモンバランスや生活リズムなどにより発作が増えることを経験します。体重の急激な増加や女性の場合は生理周期との関係はないでしょうか。
びっくりした時の発作(驚愕発作)、笑うような症状(笑い発作)などは比較的前頭葉てんかんでよくみられ,それほど珍しい発作ではありません。
てんかんは「種々の病因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な発射から由来する反復性の発作(てんかん発作)を主徴とし、それに変異に富んだ臨床ならびに検査所見表出が伴う」と世界保健機関(WHO)では定義されています。
発作時対応の注意点
対応にはいくつかの注意点(発作中にできればやっておきたいこと、絶対にしてはいけないこと)があります。
1. 発作中にできればやっておきたいこと
てんかんの治療は、一般的には薬(抗てんかん発作薬)による治療からはじめます。問診、診察、検査結果からてんかんの診断と分類を行った後、一番効果があり、副作用が少ない内服薬を選びます(基礎疾患、年齢などを考慮します)。
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