
ACTHの治療はいつ始めて、いつまでするのですか?

日本てんかん学会が作成したウエスト症候群の治療ガイドラインには、点頭てんかん(ウエスト症候群)の治療に最も有効なのはACTHであり、点頭てんかん(ウエスト症候群)発症後出来るだけ早く使用すべきで、原因の明らかでない点頭てんかん(ウエスト症候群)については、1ヶ月以内が望ましいと記載されています。
また、副作用を軽減するために、可能な限り少量、短期間の投与が推奨されるとなっています。投与量や投与期間については施設間で異なりますが、2週間連続で使用する方法や、1日おきに使用する方法などが一般的で、その後回数を減らしたり、中止したりします。2週間で効果がない場合は、増量や延長などができます。