
若年性ミオクロニーてんかんです。
イーケプラを服用していますが、発作がひどいため量を増やしていますが発作はおさまっていません。飲み続けると発作は減りますか?

若年ミオクロニーてんかんと診断されていて、イーケプラ(成分はレベチラセタム)を内服しているということですね。具体的なてんかんの種類の診断をしてもらっているようなので、適切な薬の選択がしやすい状況と考えられます。
てんかん診療ガイドライン2018では第6章にてんかん症候群別の治療ガイドの記載があり、若年ミオクロニーてんかんの治療指針が記載されています。第1選択はバルプロ酸ですが、妊娠可能女性では他の薬剤を優先すべきとの記載があります。
そのため、現在内服されている、イーケプラ(レベチラセタム)やラモトリギン、ゾニサミド、トピラマートが第2選択薬となっております。
服用は少量で有効であればそれ以上増量する必要がないですが、効果がなければ規定量までは増量してもよいと思います。総合的な判断になるため、主治医の先生と情報共有する必要があります。