
コロナ期の定期受診はどのようにすればよいですか?

病院やクリニックによって診療体制や流行状況によって違うと思いますが、電話再診・オンライン診療は感染機会を減らす意味では有用であると思われます。外来脳波検査については、ある程度密閉環境で行う検査ですので、新型コロナウイルス感染症が流行していて、延期可能な場合(問診および身体所見から臨床判断が可能な場合など)は、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてからでよいかもしれません。
「新型コロナウイルス感染症(COVID19)流行期におけるてんかん診療指針」の記載は以下の通りです。
“CQ4 てんかん患者の定期外来受診はどうするか「外来受診にともなう感染リスクを低減するために、受診頻度を減らすことを考慮する。電話再診・オンライン診療等の方法を可能であれば用いる。」”
“CQ5 外来脳波検査の適応と実施はどうするか「脳波検査の必要性について各医療施設及び地域の感染に関する状況を踏まえて、各患者の脳波検査の適応を検討する。」”