
病変・焦点切除術の流れを教えて下さい。

1回で行う場合と2回に分ける場合でそれぞれ以下のとおりです。
■1回で行う場合
画像所見、頭皮上(場合によっては手術中)の脳波を参考に1回の手術で「病変・焦点切除術」を行います。
【入院期間】
手術前日もしくは2日前に入院し、経過が良ければ手術後7〜10日で退院できます。
【手術時間】
6〜10時間が目安です。加えて、全身麻酔導入や覚醒、術後検査などがありますのでお待ちいただく時間はさらにかかります。
■2回にわけて行う場合
2回にわける手術では、1回目の手術で脳の表面にシート状の電極や串状の電極を留置し、いつもの発作を記録したり、手足を動かすのに重要な場所を特定します。それらの検査結果をもとに1−2週間後に「病変・焦点切除術」を行います。
【入院期間】
1回目の手術の前日もしくは2日前に入院、1−2週間の記録、検査の後、2回目の手術へ進み、2回目の手術の後は2週間程度で退院となります。リハビリが必要な場合は長期の入院が必要となります。1ヶ月〜数ヶ月程度の入院が必要です。
【手術時間】
1回目(電極留置術):6〜10時間
2回目(焦点切除術):6〜10時間
