【この記事の作成・監修】
大阪市立総合医療センター小児青年てんかん診療センターの専門医の先生方

てんかん専門医

ブリーバラセタム(商品名:ブリィビアクト®)は、2024年に発売された新しい抗てんかん発作薬で、成人の焦点てんかん(焦点発作)に適応があります。

2010年から使用されているレベチラセタム(商品名:イーケプラ®)と同じ作用機序を持ち、発作を抑える効果は同程度と考えられています。一方で、イライラ、怒りっぽさ、不安、抑うつなどの精神・行動面の副作用は、レベチラセタムより少ないことが期待されています。

ブリーバラセタムを含む多くの抗てんかん発作薬では、ごくまれに抑うつや自殺念慮(自殺を考える気持ち)などの精神症状が現れることがあるため、添付文書にも注意事項として記載されています。
しかし、この副作用は非常にまれであり、ほとんどの患者さんでは問題なく服用できます。
大切なのは、副作用について十分に理解し、納得した上で治療を開始することです。服薬開始後に、気分が落ち込む、イライラが強くなる、不安が強くなる、普段と様子が違うなどの変化がみられた場合には、自己判断で中止するのではなく、早めに主治医へ相談してください。

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