
抗てんかん発作薬の内服を開始してから、発作の頻度が増えました。発作の最中に声をだしたり暴れまわったりすることもあります。薬を変えてもらった方が良いでしょうか。

内服開始後発作症状が変化し回数も増えたということですね。内服開始後に発作が増加したり、発作症状が変化すると、抗てんかん発作薬によって発作が増えてしまったのか、実際には発作の勢いが強く抗てんかん発作薬では抑えきれていないのか、どちらの可能性もありますが、その判断はしばしば困難です。
抗てんかん発作薬の一つであるレベチラセタムでは、副作用として興奮症状が出て、てんかん発作と間違われることもあります。まず激しい症状がてんかん発作なのか、発作ではなく薬による副作用なのか、検討する必要があります。そのためにはビデオ脳波も含め主治医とご相談ください。