
細菌性髄膜炎の後遺症で点頭てんかんと診断されました。
現在は目にみえる発作がなくなり、抗てんかん発作薬は服用していません。
ただ、最近就寝中や早朝に発作のような動きが増えてきています。再発の判断は脳波検査で決まるのでしょうか?

入眠時または就寝中の判断に迷う動きについては、眼が開いているかどうか、その動きの後に覚醒してしまうかどうかが判断のポイントになります。
気なる動きに伴って開眼し真上を見るような場合、毎回覚醒してしまう場合は、てんかん発作の可能性が高くなります。気になる動きの動画を撮って頂くと、気になる動きの正体を考える一助となります。
ビデオ脳波同時記録検査で、気になる動きと脳波を同時に評価することが、発作かどうかの最終判断につながる場合が多いです。頻度が多い場合は、ビデオ脳波同時記録の必要性について、主治医の先生に相談してみてください。
抗てんかん発作薬をはじめとした薬剤治療の必要性については、その動きが危険を伴うかどうか、日常生活や発達に影響しているかどうか、などを総合して判断することが多いです。