胃腸炎の時のけいれん

胃腸炎のときにけいれんしました

胃腸炎関連けいれん(軽症胃腸炎に伴う良性けいれんなどの呼び方もある)は6カ月から3歳の乳幼児期に、胃腸炎症状に伴い誘発されるけいれんです。

けいれんの長さは5分以内のことが多いですが、1日の中で複数回認めることが多いです。

けいれんのパターンは全身の強直性けいれんが多いですが、そのほかのパターンもあります。けいれんは群発し,泣いたときや点滴などの痛みで誘発されることがあります。

血液検査では、脱水、電解質異常、低血糖はありません。また、頭部画像検査、髄液検査にも通常は異常を認めません。

通常けいれんは胃腸炎にかかっている間だけです。知能や発達面への影響はないと言われています。

胃腸炎の時のけいれん時にはどのように対応すればいいですか?

胃腸炎の時のけいれん時も、熱性けいれんの時と同じように対応しましょう。

詳しくはけいれん発作時の対応のページをご覧ください。

病院は受診した方がいいですか?

けいれんは同じ日に何度か繰り返すことも多いので、けいれんを複数回認めた場合、けいれんは止まったけどぐったりしている場合、水分が十分に取れない場合、などでは治療が必要になる可能性があるので、小児科を受診する方がよいでしょう。

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