
熱性けいれんにはどのような検査が必要でしょうか?

一般的には、問診を行い、その経過が「単純型熱性けいれん」でまず間違いない場合は、特に緊急の検査は必要ありません。さらに緊急治療も必要ありません。
一方で、意識状態が悪い、脱水がある、などの場合は、状態に応じた検査や治療が必要になります。「複雑型熱性けいれん」「熱性けいれん重積状態」の一部では、脳炎・髄膜炎(脳やその周囲に細菌やウイルスが感染すること)の可能性があるため、血液検査、髄液検査、頭部CT・MRI、脳波検査などが必要になる場合があります。